たまには

季節はもうすっかり春めいてきました。


しかし,サーフの方はまだ水温が上がらず,開幕まではもう少しかかりそうです。


それではと,インターネットで釣り情報をチェックしてみると,港でチアユが釣れ出したとの情報が。
チアユ釣りは今までやったことがありませんが,なんでもサビキのパニック仕掛けで餌なしで釣れるそうです。


餌なし,いいですねぇ!


しかも,仕掛けを上下にふわふわと揺するだけで鈴なりに釣れるそうです。


鈴なり,いいですねぇ!


というわけで,今回は趣向を変えて港でチアユ釣りをすることにしました。


前日に水戸のフィッシャーマンに寄り,仕掛けを見に行きます。
パニック仕掛けといってもいろいろあり,カラー違い,針の形の違い,ビーズのついたものなど迷ってしまいますが,よくわからないので適当にいろいろと購入。
それから置き竿用にカレイ仕掛けとアオイソメも購入。
明日の準備は万端です。


そして当日。


夜明け過ぎに県央の港に到着。
すでにかなりの釣り客でにぎわっています。
堤防の先端は先行者でいっぱいなので,堤防の中程で始めることにします。


まずは,ずっと使ってなかったトリプルクロスにカレイ仕掛けをくっつけて投入。
置き竿にしてほったらかしにします。


それから,いつものヒラメタックルの先にパニック仕掛けを2つ連結。
仕掛けの先には2号錘を付け,投入します。


すると程なく正体不明の小魚がかかります。
種類はわかりませんが,なんか鯖の稚魚みたいな・・・。


その後もぽつりぽつりと釣れ続きますが,釣れてくるのはチアユではなくて訳のわからん魚の稚魚ばかり・・・。




すると,そのうち堤防の先端が騒がしくなってきました。
見てみると,チアユが鈴なりで釣れています。


やはり潮通しの良い方がいいのかと,近くに移動することにします。


しかし,先端から5mほどしか離れていないにもかかわらず全然釣れません。
先端の釣り人は仕掛けを投入しては毎回鈴なり。
自分は数回投入してやっと数匹といったところ。
釣果は10倍以上違う感じです。
タナが違うのか,仕掛けが悪いのか,誘い方が悪いのか,それとも場所が悪いのか・・・。


釣れている人を見ていると,誘い方はちょんちょんとやっていて,それほど違わない様子。ただし浮子をつけているので仕掛けはソフトに動いているかも。
それから竿が長く,穂先がかなり柔らかいものを使っています。


それではと,自分もロッドをメバル用のインフィートに変えてみますが,釣果はあまり変わりません。


そのうち,予報どおり風が強くなり,かなり釣りづらくなってきました。
強風は段々強くなっていき,暴風といった感じになり洒落にならない状況。
ゴミが舞い,立っているのがきつくなってきます。
しかし,周りの釣り客もほとんど帰ってしまって,先端部分が空いたのでもう少しそこで頑張ってみることにします。
すると,やはり場所が良いせいかチアユがかかってきます。
でも,鈴なりとはいきません。
結局,達人たちとは何かが違うんでしょう。
理由がわからないままタイムアップを迎え,撤収することにしました。


ちなみにカレイ仕掛けの方は全くダメで,何回投げてもイソメが無傷で戻ってくるような状態でした。
まあ,あまり期待はしていませんでしたが・・・。


家に戻り,チアユと正体不明の小魚あわせて20数匹をフライにして食べてみたところ,チアユは絶品のうまさ!
ほかの小魚はまあまあといったところ。


手軽にできるんで機会があったらまた行ってみたいと思います。

場所 大洗港
釣行時間 6:00〜11:00
潮回り 若潮
天気 曇り〜雨〜晴れ